ドル建て保険は3種類から選べば良い

ドル保険の資料

ドル建て保険は、低金利運用の日本の生命保険と比較して高(好)金利で運用されているため、保障の面でも資産運用面でもオイシイですし、為替差益が出る可能性も期待できる保険です。

様々な保険会社から多数の保険商品が販売されているので、何を選べば良いのかわからなくなりますが、ドル建て保険選びの基本は、まず三種類のうちどれかを選ぶだけ!です。

その三種類とは
1.生涯保障でお金が残る終身保険
2.実は運用効率が高い養老保険
3.老後資金作りに最適な年金保険

まずは、この三種類の保険を、次に目的別の選び方を解説しましょう。

1.終身保険

一生涯の保障がある生命保険です。

 保険金額●●●●4
 保険期間●●●●●5
 資産形成●●●●3〜4

保険金額と保険期間

ドル建ての終身保険は、保険に付される金利(予定利率)が円貨建てより高くなるので、高い利率をを生かして円貨終身より大きな死亡保障を得ることもできます。
また、どの生保会社もドル建て定期保険商品が無いので、ドル建ての終身・養老・年金保険の三種のうち、同じ保険料であれば死亡保険金を一番高く出来るのがドル終身です。
また、終身保険は死亡保険金の大きさよりも、終身まで保障することに特化しています。

なるべく安く大きな死亡保障を得る場合に最適な保険は、円貨の定期保険だと思うので、ドル終身の保険金額の評価は4としました。

ドル終身の資産形成

ドル特有の高い予定利率を生かして、円建て終身より大きな資産形成も望めますが、運用方法を工夫したり保険料を巨額の一回払いにすることで、さらに運用効率を高めます。

ドル建ての終身保険は保険料の一部を変額運用、残りの大部分定額運用することで、安全度を高めながら通常の終身保険よりも運用効果を高める商品もあります。

払い込まれた保険料を全額変額運用する商品もありますが、多くは資金を部分的に変額運用して、残りの定額部分に元本保証を付けるなど、高度な安全策が講じられます。
さらに、保険料を契約時に一括全額払い(一時払い)することで、契約時に大きな資金を準備し、さらに高い運用効果を狙うこともできるのです。

後述しますが、解約返戻金を増やしながら複数年に渡って均等額受取する「年金」として受取ることもできます。

2.養老保険

保障期間に期限がありますが、基本的に終身保険より運用効率が良いドル保険です。

 保険金額●●●3
 保険期間●●●3
 資産形成●●●●4

保険金額と保険期間

●基本的に死亡保険金額=満期保険金
 「満期」とは養老保険の保険期間の終わりのことで、「満期保険金」は、養老保険の保険期間が終わった時の解約返戻金です。
●保険料支払期間=保険期間
 ドル建て養老の保険期間と保険料支払期間は有期(生涯保障ではありません)で、10年〜30年が主流です。
保険期間を終身保障とせず、終身保険と比較して保険料の割には死亡保険金額が少ないのですが、デメリット満載の保険ではありません。
資産形成と死亡保障の両立を図ったことが利点と言えるでしょう。

ドル養老の資産形成

養老保険の良いところは、終身保険よりも資金の運用効率が良く、資産形成がしやすい点で、終身保障を捨てた分、運用効率を高めた保険とも言えます。
満期保険金額と死亡保険金額が同額と、契約前に解約返戻金が確定していることもメリットです。

ドル養老を扱う生命保険会社は少ないので、その商品数はドル終身商品より少数になります。
恐らくですが、ドル養老保険よりも、資金の一部分を変額運用するドル終身保険の運用効率が良くなり、終身保障の魅力もあるため、人気があるのでしょう。

3.年金保険(個人年金)

死亡保障が無い、貯蓄用の保険です。

 保険金額
 保険期間
 資産形成●●●●●

保険金額と保険期間

終身や養老保険は保険契約が成立した瞬間から巨額の死亡保険金で保障されますが、年金保険は保障機能が無いので死亡保険金がありません。
保険料を死亡保障という費用に費やさず、大部分が「積立金」という貯蓄に回されます。
月払いや年払いなどの保険料支払期間中や、保険契約成立後のお金を増やす期間(据置期間)の間に死亡すると、それまで支払った保険料の累計額が戻るだけです。

まとめると、死亡保障が無いので保険期間は無く、保険料支払期間または据置期間がある、資産形成に特化した保険が年金保険です。

ドル建て年金保険の資産形成

保険料と予定利率が同じであれば、基本的に終身保険や養老保険よりも運用効率が良いのが年金保険です。
月払いや年払いが出来るドル年金は、目立つ付加機能が無い簡素な商品や、保険料払込の一時休止や再開ができる商品などがあります。

資産形成向きなのは保険料一時払いのドル建て年金で、保険料の一部を変額(運用実績連動部分とも言います)運用することで、高い運用効率を狙う商品があります。

4.年金の受取り方法も選べます

目的別ドル保険の選び方の前に、保険商品によって付帯していたり任意で付加できる「年金受取」について説明しておきましょう。
三種類の保険は、加入後数十年などを経て膨らんだお金を、「年金」という、複数年・均等額の分割受取りする方法があり、その受取り方法は数種類あります。

終身保険養老保険も、解約返戻金を年金原資として年金受取りを選ぶ事が出来ます。もちろん、解約返戻金全額を現金化して年金受取りしない、ということも選択できます。
年金保険は、年金受取が当たり前に思えますが、商品によっては年金受取りせずに解約して全額現金化(一括受取)を選ぶこともできます。

年金受取りのデメリットは、年金を全額受取るまで何年も要することかもしれませんが、保険料総額よりかなり増えた受取年金総額になることがメリットです。

代表的な年金受取方法は2種類です

確定年金
多くは年金受取期間を5年・10年・15年・20年から選択し、年に一回の年金を受取ります。保険会社によっては最長40年を選ぶ事も出来ます。
年金受取期間が終了後にも存命であっても年金は受取れませんが、年金受取期間中に死亡すると、残年数(残回数)分の年金はあらかじめ指定された縁者が受取ることができます。
保証期間とは、受取人が年金受取りの途中で他界しても、年金受取期間が終了して存命でも、確定した年金支払年数を保険会社がかっちり守る、という意味になります。

保証期間付き終身年金
保証期間は5年・10年・15年・20年から選択でき、保証期間終了後は存命の限り毎年年金を受取ることができます。
ただし、年金原資の金額が同じ場合、例えば確定年金の5年よりも、保証期間付終身年金5年の一回の年金額は安くなります。
長生きに自信があるか、若い内に年金が始まる人に向いているでしょう。保証期間中の死亡は、確定年金と同じ扱いになります。

保険商品によって1種類しか選べないことも

例えば年金受取人またはその配偶者が存命の限り年金を受取れるなど、保険会社やドル建て保険商品によっては、最大5種類の年金から選べる物もあります。

また、保年金受取り方法が1種類だけのドル保険もありますが、内容をよく見たら縁者でもない第三者が受取れないように安全性が高められていたりします。
年金受取り方法は、受取人が存命時のお金の受取り方や、他界した後の年金の受取人指定を確実に理解しておきましょう。

5.ドル建て保険・目的別の選び方

三種類のドル保険を見てもわかりにくいかもしれないので、若い方から老後を迎えた方まで「こんな目的に、このドル保険!」的な物を書きました。
あくまで大まかな目安なので、緩い感じで見て頂けるとありとがたいです。

5-1.円貨で支払えるドル保険を選びたい

ほぼ全てのドル建て保険は円貨入出金ができます
令和になった現在、保険の運用に使われる通貨(契約通貨とも言います)が、米ドル・豪ドル・ニュージーランドドルのどれであっても、保険料は円貨で支払えるのが当たり前です。
例えば運用通貨が米ドルの保険を契約するとしても、外貨を扱える銀行で米ドル口座を開設する必要はなく、現在持っている円貨の銀行口座から支払可能です。

5-2.死亡保障を充実させたい

なるべく安く一生涯の死亡保障が欲しい
変額運用部分が無い、月払いや年払いが出来るドル終身がピッタリです。
30歳〜50歳の間に加入して、保険料支払期間20年〜30年で毎月少額を支払続ける基本的なドル終身とも言えます。

大きな死亡保険金で相続対策
大きな資金を用意できるなら、一時払いで死亡保険金増額に特化したドル終身があります。
 

5-3.老後資金を作りたい

長期の支払期間・少額・低リスクの、月払い可能なドル建て個人年金
死亡保障が無いので、保険料支払期間中に万が一があってもそれまで支払った保険料総額が戻るだけにはなりますが、保険料を極力貯金に向けるため運用効率が良くなります。

中期の支払期間で低リスクなら、月払いドル養老
ドル終身のような生涯保障はありませんが、死亡保障と少々ゆるめの資産運用も兼ねたい場合は、検討してみる価値があります。

比較的短期間の資産運用に、一時払い・一部変額運用のドル終身またはドル年金
このドル終身・個人年金は、大きな資金を使って一時払保険料の105%〜200%まで増えることを目標に、一時払い保険料を少額の変額部分と多額の定額部分に分けて運用します。

また、目標値を達成すると保険会社が自動的に円貨で確保してくれるので、目標達成を毎日自分で確認する必要が無い「ほったらかし運用」ができるメリットがあります。

保険料は一時払いですが、商品によっては100万円とか200万円から契約可能な商品もあります。

5-4.老後の小遣いが欲しい

毎年一回年金受取れる一時払いドル年金
一時払して契約が成立してから一年後に、それまでの一年間でに増えた分だけ受取れます。これを毎年一回1回繰り返して、最後に一時払い保険料相当額を受取る年金保険です。

5-5.相続対策をしたい

大きな死亡保険金を用意したい場合
一時払いのドル終身で、死亡保険金の増額に特化したプランが良いでしょう。

死亡保障か存命中に資金を大きくするか迷う場合
一時払い・部分的に変額運用のドル終身保険が良いでしょう。
例えば介護費用目的などで解約して現金を得ることが出来ますし、商品によっては部分解約をして現金を得ながら保障を続ける事も出来ます。

5-6.子供にドル建て保険を加入させたい

被保険者年齢「0歳」のドル保険があります 被保険者の最低年齢が0歳からに設定されているドル建て保険が多数あります。

5-7.子供の学資保険としてドル保険を考えたい

基本的にドル保険はダメ
ドル保険は為替差損のリスクがありますが、解約時の元本割れは許されないので、お子さんの大学受験などに必要な資金は円建ての学資保険で準備すべきです。

ですが、円建て学資保険に加入した上で余剰資金を使ってお子さんの額費目的のドル保険を考えるなら、ドル養老でしょう。
ドル終身は変額部分があれば少々の危険を覚悟する必要がありますし、変額部分が無い終身保険でも、ある程度増えるまで時間を要します。

6.アドバイザーの選び方も重要です

例えば、300万円のドル終身を契約した後で知った他社のドル年金の内容が、加入したドル終身よりもよかった!!ということが起こってはいけません。

ドル保険を検討するとき
異なる複数の保険会社のドル建て保険を比較することが本当に大切なのです。

ドル保険選びはパンフレットは難解です

異なる会社同士のドル保険を選ぶときに一番良い方法は、ドル保険のパンフレットを理解することですが、凄く難解なので多分無理です。

例えば個人年金は、円で払った300万円の保険料がドル建ての基本給付金額になって、目標値達成した場合と据置期間を過ぎた場合とでは資金の運用方法が異なる?
・・・何を言いたいのかわからない・・・。
といった感じです。

複数社の保険を扱えるアドバイザーがおすすめ

ドル保険のアドバイス

少々難解なドル保険を選ぶには専門家のアドバイスが必要になります。

ですが
保険会社の営業の場合「自社商品だけしか説明・販売できない」という縛りがあり、他社商品との比較が出来ません。

また、銀行や証券会社などの営業職は、元々保険の専門職ではないので、アドバイスも今一つかもしれません。

ドル建て保険選びは、複数社の保険を取り扱うことができて、ドル建て商品に精通した保険相談サービスの専門家に、アドバイスを受けることがおすすめです。

ドル建て保険は
●為替リスクや、円貨保険には無い費用などのデメリット
●円貨保険より高い利率が叶える運用効率や、保険商品に組み込まれた為替差損対策などのメリット
など、利点も欠点も、理解が少々難しい部分があります

ドル保険のアドバイザー

保険の専門家は実際の経験談や新鮮な情報を提供し、難解な部分をわかりやすく、あなたのドル保険選びが少しでも有利になるよう、アドバイスしてくれます。
また、このような保険の無料相談サービスは、あなたの自宅や勤務先に専門家を派遣してくれるので、とても便利です。

ドル保険を比較 複数社のドル建て保険を比較

専門家のアドバイスが役に立ちます

保険の相談は何度でも無料です

保険コネクト