到達力X (とうたつりょく・てん)

クレディ・アグリコル生命はフランス資本の生保会社で、到達力Xは、米ドルまたは豪ドルから選べる個人年金です。
正式名称は「年金原資確定部分付変額個人年金保険(通貨指定型)」です。

え!? 変額??」と思うかもしれませんが、あくまで部分的に変額運用しますし、定額部分の保障もあるので、安全性も考えられています。

指定通貨は米ドル・豪ドルから選択

実際に保険を運用する通貨は指定通貨と言い、到達力Xは契約時に米ドル・豪ドルのいずれかを選択します。
保険料の払込方法は契約時に一括全額支払(一時払い)のみで、保険料円入金特約により円貨で支払うことも可能です。

選べる払込通貨をもう少し細かく書くと
●指定通貨米ドルの場合
支払通貨は円・米ドル(2種類)
●指定通貨豪ドルの場合
支払通貨は円・米ドル・豪ドル(3種類)
です。

一時払保険料と基本保険金額

最低額の保険料は100万円、1万米ドル、1万豪ドル。
最高保険料は円・豪ドル・米ドル共に5億円で、両ドルの場合は円換算後に5億円になる金額です。
契約年齢は20歳から75歳で、被保険者は契約者本人または配偶者、もしくは二親等以内の血族に限られます。

一時払保険料は指定通貨建ての基本保険金額という名称に変わります。
例えば300万円支払ったときのレートが1米ドル110.00円なら、27,272.72米ドルが基本保険金額です。

変額と定額に分けて運用する個人年金

基本保険金額は変額運用部分と定額運用部分に分けられ、変額部分+定額部分=積立金額として、選択した10年または15年間、運用されます。
変額部分と定額部分に分割する比率は、一時払い保険料がクレディ・アグリコル生命に入金した日の積み立て利率と、所定の計算方法により決定します。

●定額部分は、所定の金利を元に計算された積み立て利率で運用
●変額部分は、マルチアセット戦略と為替アクティブ戦略、レバレッジ取引を利用しながら運用
です。

他社の上を行く目標設定

到達力Xは他社のドル建て一時払個人年金の同じような、目標額や目標割合を設定することで、早期に年金を確保できる仕組みがあります。

目標設定で早期の確保

目標を設定することで、10年や15年の運用期間終了前に年金移行できるかもしれません。
他社の一時払いドル建て個人年金にも、基本保険金額の○○○%を目標設定できる仕組みがありますが、到達力Xはちょっと違います。

まず、目標設定をする/しないを選択できます。
さらに
@指定通貨で目標設定
A円で目標設定
B円と指定通貨の両方で目標設定
と、目標設定無しも含めると、4種類から選べるのが大きな特徴です。

@指定通貨で目標設定

基本保険金額(指定通貨建て)の金額に対して、目標額指定割合(目標額)は110%・120%・130%・150%・200%・300%・500%から選択可能です。

例えば最初に110%を目標に設定しても、目標到達前なら120%以上に変更可能ですが、一度変更した目標値は低い数値に再設ができません
当初110%を目標額指定割合にして後に150%に再設定した場合、200%以上に再設定することは可能ですが、120%や130%に再設定することは不可能です。

運用期間終了前に目標額指定割合(目標額)に達すると、自動的に「指定通貨」で据置期間付き年金に移行します。

A円で目標設定

一時払い保険料を支払った通貨によって基準が違います。
で払い込んだ場合:払い込んだ円の金額
指定通貨で払い込んだ場合:基本保険金額を、基準設定為替レートで円換算した、円の金額

目標設定割合は、@指定通貨の110%〜500%の各数値と同じで、目標額指定割合再設定の規則も同じです。
運用期間終了前に目標値に達すると、自動的に「円貨」で据置期間付き年金に移行します。

B円と指定通貨の両方で目標設定

上記@とAを同時設定できます。
例えば指定通貨は150%、円貨は130%など、二種類の通貨の目標額指定割合を同一にしなくて良いのも大きな特徴です。

もし指定通貨と円貨の目標が同時に達成された場合は、円貨で達成したと判定され、自動で円貨の据置期間付き年金に移行します。

放置して良い?のです

目標額指定割合を自分で毎日監視する必要はありません。
クレディ・アグリコル生命の営業日毎に目標額指定割合の達成を判定しているので、契約者としてはほったらかし運用が実現できます。
目標額指定割合が達成できれば、最長三ヶ月の据置期間を経て10年または15年の運用期間満了まで待つことなく受取が始まります。
無理をしない程度の目標額指定割合の設定は、期間短縮という意味で有利に働くでしょう。

定額と変額で高い運用効果を期待

参考・目標達成の平均到達期間
クレディ・アグリコル生命の到達力Xのパンフレット<ご参考>目標への到達シミュレーション より一部抜粋

●運用期間10年・米ドル建て・目標設定通貨は円
積立利率1.66%・変額部分15.1%・定額部分84.9%
110%:3年3ヶ月
130%:5年4ヶ月
200%:8年1ヶ月
500%:到達無し

●運用期間10年・豪ドル建て・目標設定通貨は円
積立利率1.93%・変額部分17.4%・定額部分82.6%
110%:2年1ヶ月
130%:3年5ヶ月
200%:6年0ヶ月
500%:8年0ヶ月

●運用期間15年米ドル建て・目標設定通貨は円
積立利率1.63%・変額部分21.5%・定額部分78.5%
110%:3年0ヶ月
130%:4年11ヶ月
200%:8年6ヶ月
500%:12年4ヶ月

●運用期間15年豪ドル建て・目標設定通貨は円
積立利率1.88%・変額部分24.3%・定額部分75.7%
110%:2年5ヶ月
130%:3年1ヶ月
200%:4年10ヶ月
500%:9年0ヶ月

この到達年月は保証されたものではなくあくまで参考ですが、豪ドルは米ドルより利率が良く変額部分が若干大きくなるのもあって、目標達成が早いですね。

100%保障・確定年金

到達力Xも定額部分の保証があります。
年金受取りの種類は1種類のみになりますが、範囲を限定した親族を指定する厳格な規定なので安全性が望めます。

目標を達成しなくても

目標額指定割合が達成できなかった場合は、10年または15年の運用期間を満了後に年金原資化します。
目標額指定割合を達成した場合、最長3ヶ月の据置期間経過後、円貨達成は円で年金原資となり、指定通貨での達成なら指定通貨で年金原資化されます。

年金原資は「確定年金」で一定額分割受取り、または全額一括受取りが可能です。
●円貨で目標達成した場合は円貨のみの受取です。
●運用期間満了または指定通貨で目標達成した場合は、指定通貨で受け取る・円価で受け取るを選択できます。

定額部分は100%保証

運用期間を満了した場合のみ、指定通貨建てで基本保険金額の100%を保証します。

例えば契約時に200万円を一時払いして、基本保険金額が20,000米ドルになった契約としましょう。
積立金額は4,000米ドルが変額部分、16,000米ドルが定額部分になりますが10年後の運用満了時に(変)5,000米ドル(定)20,000米ドルになったとします。
このときに、(一時払い直後の)基本保険金額と同額の20,000米ドルを全額保証します。

定率部分はあくまで上乗せ成果なので、保証されないのかもしれません。
この部分は今一つわかりにくいので、必ず保険募集人にご確認願います。

確定年金受取り

確定年金は年金支払期間5年・10年・15年から選択可能です。
この年金受取人は契約者または被保険者になりますが、例えば年金支払期間15年のうち10年を経過した時点で死亡する事もあり得ます。
その場合は、「被保険者本人」「被保険者の配偶者」「三親等以内の親族から一名」が後継年金受取人として残額の受取を引き継ぐことができます。

一見厳格な規定に見えますが、他者に不用意に年金を引き継がせないという意味では安心感があります。

ライバル商品も比較検討しましょう

ライバル商品はドル建て一時払個人年金のほとんど全てになります。
ここで紹介したドル建て保険でなくてもいいので、契約後に後悔することがないよう、必ず他社商品も比較検討してください。
ドル建て保険特有の為替レートや諸経費、また最新情報や不明な点は、パンフレットなどの閲覧や、保険募集人に質問されることをお勧めします。

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