ソニー生命の米ドル建養老保険〔無配当〕

ソニー生命の米ドル建養老保険〔無配当〕は、外貨(米ドル)の利率と養老保険の特性を生かした、死亡保障と資産運用を兼ね備えるドル建て保険商品です。
同じソニー生命の「米ドル建特殊養老保険」では無い方の、言わば普通の養老保険です。

円貨受払が出来る米ドル養老です

以前、お子さんの将来の学費を米ドル養老保険で準備する「学資プラン」としても販売していましたが、現在では学資保険の代用商品としては販売していないようです。
ドル建て保険ですが円貨受払ができます。
●保険料支払いは円貨
●保険の 運用は米ドル
●満期保険金の支払い(受け取り)は円貨または米ドルが選択できる
このようになっています。

円貨の養老保険が元本割れ?

超低金利時代真っ最中の円建ての養老保険は、支払保険料総額に対して満期保険金の返戻率が100%を切り、元本割れする商品が多くなりました。

余談ですが、平成元年から平成三年か四年頃の円建て養老保険は、20年間毎月払いでも保険料払い込み総額の2倍近くになるような返戻率だったという話を聞いたことがあります。
この頃は10年国債の利回りが5%〜6%だったそうです。
令和になった今というより、超低金利政策下では考えられないような話ですね。

運用と死亡保障を兼ねた保険

養老保険は終身保険のように一生涯の保障をせず、10年や20年などの有期の死亡保障をする保険の仕組みがあるので、より多くの保険料を運用に回せるような感覚です。
保険料支払期間と保障期間は同じで、これらが終了した時点を「満期」、満期時の解約返戻金を満期保険金と言います。
この満期保険金(満期前なら解約保険金)が、終身保険よりも効率の良いお金の増え方をするメリットがあります。

ドル建て養老なら高率運用が期待できます

昨今の円貨の養老保険の運用効率が悪いのは、運用通貨の「円」に高い利率を付けられないことが原因で、養老保険だけでなく円貨の保険全体に影響するような欠点です。
であれば日本の生命保険会社の養老保険であっても、運用通貨を「米ドル建てにできれば円貨より高い利率が付くので、高率の運用効果を期待できるというものです。

米ドル建養老保険の内容

一括払いの円貨学資保険でも到達できないような解約返戻率の高さを、ちょっと詳しく解説します。

契約年齢など

契約年齢:0歳〜78歳
保険期間と保険料払込期間:契約年齢によって異なる
保険料払込方法:月払い・半年払い・年払い
保険金額の範囲:最低2万米ドル、最高1,000万米ドル未満または円換算で7億円以下

〔ソニー生命のウェブサイトより引用〕
【仕組とご契約例】
●被保険者:35歳
●保険金額:100,000米ドル
●保険期間:60歳満期
●保険料払込期間:60歳まで
●個別扱月払保険料
男性:288.60米ドル
女性:283.70米ドル
〔以上、引用終わり〕
と書いてあります。
これはあくまでこのようなイメージで運用されます的な例です。

ドル建て養老保険の返戻率は良い?

上記の例に倣って25年間(25歳〜60歳)の保険料総額を算出してみましょう。
男性:支払保険料総額86,580米ドル
女性:支払保険料総額85,110米ドル
です。
これが満期時に100,000米ドルになると言うよりは毎月支払続けた保険料が運用され続けて徐々に増えた結果、確約された満期保険金100,000米ドルに到達するのです。
満期保険金を支払保険料総額で割ると、男性は約115.50%、女性は約117.49%です。
保険料月払い25年で115%以上の戻り率が望めるのは、現在の円貨の定額保険では不可能かもしれません。

保険種が違うので比較対象にするには適切ではありませんが、現在の円貨の学資保険で一番戻り率が良いのは18年間で約109%だったと思います。
これは保険料を契約時に一括全額払い(一時払い)することで、契約時に大きな元手がある為運用効果が大きくなり、戻り率約109%の達成が可能になります。

米ドル建養老保険は一時払いとは真逆的な、保険料月払いでもこれだけの戻り率を達成できるので、返戻率が良い保険と言えるのです。

米ドル建養老保険のメリットデメリット

米ドル建ての保険商品なので、良い部分もあれば契約前に知っておくべき部分もあります。

円貨終身とは違うのが養老保険

円貨保険で比較的高い返戻率になる「低解約返戻金型終身保険」という商品がありますが、ちょっと特殊な仕組みがあり、保険料支払期間以後に解約しないと元本割れします。
例え保険料支払期間終了の前日であっても解約返戻率が極端に低くなるという欠点があり、保険料支払期間が終了すれば比較的高い返戻率が望める利点がある終身保険です。

一方でで養老保険と通常の終身保険はこのような制約はありませんが、円建てだと運用効果が期待できないというデメリットがあります。
資金運用商品としてのドル建て養老保険のメリットの一つは、保険期間=保険料支払期間の途中で解約返戻金が支払保険料総額を上回る可能性が、非常に大きいことです。

解約保険金の例

解約返戻金が支払保険料総額を上回る時点は
1.円安傾向が25年間続いた場合
2.為替レートが25年間一定だった場合
3.円高傾向が25年間続いた場合
について、支払保険料累計額・解約返戻金額・死亡保険金額の簡易的なシミュレーションが表とグラフで、パンフレットに掲載されています。

これにより、解約返戻金が支払保険料累計額を上回るおおよその契約後の経過年数がわかります。
1.の場合(為替レートが25年間毎年50銭上昇)→経過年数13年辺り
2.の場合(為替レートが25年間上下せず一定)→経過年数15年少々経過した辺り
3.の場合(為替レートが25年間毎年50銭下降)→経過年数20年の直前
となっているので、平均すれば保険期間終了の数年前には解約保険金が支払保険料累計額を上回る傾向がわかります。

保険料総額と満期保険金などの為替による影響

上記2.の支払保険料総額、解約返戻金・死亡保険金額を基準とすると、1.は三種それぞれが大きくなり、3.は三種ぞれぞれが少なくなる傾向があることも判ります。
まとめると
保険期間・保険料払込期間が円安傾向であれば円建ての保険料総額は上昇しますが、円貨建ての死亡保険金も受取満期保険金も金額が高くなる傾向
同期間が円高傾向なら円建て保険料総額は安くなりますが、円建て死亡保険金も受取満期保険金も、金額が低くくなる傾向があると言えるでしょう。

満期保険金の受取は2種類

最初に書いた例で60歳時の満期保険金が10万米ドルと書きましたが、これは円貨でも米ドルでも一括受取が可能です。
また5年ごと利差配当金付き年金支払特約を付加して満期保険金を複数年にわたる分割受取(年金受取)にすることも可能です。
この場合、満期保険金はソニー生命で一定の利率が付されるので、受取年金総額は満期保険金よりも増加します。

良心的な為替手数料

ソニー生命の場合、保険料を円入で支払う時と保険期やや解約返戻金を円で受取るときに、に1ドルについて0.01円の手数料が必要になりますが、この安さはメリットです。
1ドルについて手数料を差し引くなんて細かすぎ!凄い欠点!と思うかもしれませんが、どの保険会社でも外貨建て保険はこのよう為替手数料を求められます。
他社の保険会社は円支払・円受取共に1ドルについて0.5円だったり、円支払は0.5円で円受取は0.01円など、ソニー生命の50倍だったり受払で手数料が違ったりします。

ドル建て保険は為替手数料の他に、年齢などで変化する保険関係費用がありますので、十分なご確認をお願いします。

為替差損の対策完備

ドル建て商品なので為替リスクがあり、例えば少々極端に考えて25年間で円貨にして1,000万円の保険料を支払ったとします。
ですが、満期保険金の受取日に1ドル95円になっていたとたら(為替手数料などを考えず)50万円の受取になるので、50万円分の元本割れです。

そんな元本割れは避けたい、ということで満期保険金はドル建てのままでソニー生命に預けておく(据え置く)ことができます。
レートが良くなったときに円貨受取すれば、元本割れを防いでさらに為替差益を狙えるかもしれません。

保険料払込免除もあります

被保険者の不慮の事故に限るので病気が原因の場合は対象になりませんが、当該事故発生日から180日以内にソニー生命所定の身体障害状態になると、以後の保険料の支払が免除されます。

ライバルドル建て保険は?

月払いドル建て養老保険という意味では、ジブラルタ生命の米国ドル建リタイアメント・インカムです。
満期保険金の年金受取り方法が三種類から洗濯でき、うち一種類は夫婦どちらが生存の限り年金を受取れるという、実用的な養老保険です。

ソニー生命の米ドル建養老保険〔無配当〕まとめ

保険料月払いでも、25年という保険期間としては長すぎない年数で比較的高い戻り率を望めて、死亡保障も付くというのはドル建て養老保険だからこそできる事だと思います。
保障を兼ねた運用を考えるのであれば、一度検討してみるのも良いかもしれません。

ソニー生命の米ドル建養老保険〔無配当〕の最新情報や不明点などは、当該ウェブサイトや保険募集人にご確認願います。

比較とアドバイスは必須!

少々生々しいですが、例えばソニー生命の米ドル建養老保険に加入した後で、「やっぱりジブラルタ生命の養老保険がよかったぁ」ということになりたくないですよね。
ドル建て保険は必ず複数社の商品を比較し、アドバイスを受けましょう。
以前に、銀行が販売しているドル保険の苦情が多発したというニュースがありましたが、多くは高齢者に対する銀行員の薄いアドバイスや、説明不足が原因です。

ドル建て保険についてのしっかりしたアドバイス・比較・説明は、自社の保険商品だけ説明販売が出来る保険の営業職よりも、複数社の保険を扱える保険の無料相談がおすすめです。

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